家飲みワインを購入するときの三つの押さえておきたいポイント

ワイングラスとボトル


家飲み用にワインを購入しようとするとき、みなさんの選ぶ基準は何でしょうか?
私は価格です。

ワインはとんどがボトル750mlで販売されています。缶ビール350ml1本の価格250円前後を基準にすると、出したいと思える価格は高くても1,000円前後ではないでしょうか? しかし経験上、この価格帯で美味しいワインに出会える確率はかなり低いと言わざるをえません。


今回は、高確率で美味しいワインに出会えるための3つのポイントを紹介します。

目次

1,500円前後の価格帯から探す

毎日のようにワインを飲んでいる私の経験則になりますが、1,000円以下で美味しいワインを探すのは至難の業です。
渋すぎる、酸っぱすぎる、またブドウ品種の特徴が見られないパランスの悪いワインに出会うことが多いです。
これが1,500円前後になると、ブドウ品種固有の特徴が見られ、味のバランスもよく香りも楽しめるワインに出会える確率が高くなります。

フランス、日本以外から探す

フランスは世界で最も有名なワイン産地で、評価の高いワインが数多くあります。しかしその分プレミアが付き、全体的に高めの価格になります。そのため、同じ価格でしたら、フランス以外を選んだほうが美味しいワインに出会える確率が高くなります。

ここ数年、日本ワインの品質はグングン上がっていると感じます。しかしながらワイン用ブドウの生産量が少ないせいもあり、価格は割高です。そのため、初めての家飲み用ワインとしてはおすすめできません。
日本ワインは、もう少しワインに飲み慣れたあとのご褒美にとっておきましょう。

アプリを使って評価を確認する

ワインのスマホアプリはいくつかありますが、「Vivino」がおすすめです。

Vivino: 美味しいワインを手に入れましょう

Vivino: 美味しいワインを手に入れましょう

Vivino ApS無料posted withアプリーチ

このアプリはラベルの写真に撮ってワインを検索し、ユーザーの評価を見ることができます。

Vivinoの画面


私はいつも、まあまあ美味しいけど普通なワインには評価3.5をつけるので、その少し上の評価3.6以上のワインがおすすめです。また評価数は最低でも300件以上で1000件以上あればベストです。

最初のワインに1,500円を支出するのは、かなり勇気が必要と思います。
それでも今後の豊かなワイン人生のための、ささやかな投資と考えてくださればと思います。

まとめ

  1. 価格は1500円前後
  2. フランス以外の国から選ぶ
  3. アプリを使って評価を確認する
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この記事を書いた人

50代なかばにしてJ.S.A. (一般財団法人日本ソムリエ協会) のワイン検定ブロンズ、シルバーに合格。翌年に同協会のワインエキスパートに一発合格。
もっと早くワインに親しんでいればとくやむこの頃。
・J.S.A. (一般財団法人日本ソムリエ協会) 認定ワインエキスパート
・J.S.A. (一般財団法人日本ソムリエ協会) 正会員

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